自然冷媒GF-08とは、フロン類を一切含まない天然由来の運転効率が良い冷媒です。
代替フロンR410Aに代わる冷媒として開発されました。
電気料金の中で空調の占める割合は50%以上と大きく(資源エネルギー庁調べ)、
空調機器(エアコン)
の最大需要電力(kW)と使用電力量(kWh)を抑えるかがカギとなります。
ご使用の空調機器(エアコン)のR410A(フロン冷媒)をGF-08(自然冷媒)
に入れ替えることにより最大需要電力の低減が最大で25%、使用電力量の低減が
最大で20%可能となり、電気料金を減らすことができます。
導入費用の回収期間も業種業態で異なりますが、約3年間(種々の条件により変動はあります)
で可能です。
また運転中の冷媒圧力が低いので、コンプレッサーの負荷が軽減するため、
空調機器の延命が可能です。
2015年4月よりフロン改正法が施行され、業務用エアコン、冷凍機器の管理者様は、
簡易点検、定期点検、記録の保存が必要となりました。
GF-08はフロン類を一切含んでいないため、導入後は対象外となります。
2015年12月のCOP21(第21回国連気候変動枠組条約締約国会議)で採択された
温暖化対策の新枠組み「パリ協定」で、日本は2030年度に、2013年比で温室効果ガスを
26%削減する目標を設定しました。
*R410Aの温室効果ガス能力はCO2の2090倍(100年間の影響を考えた場合の数値です)で、
GF-08の温室効果ガス能力はCO2の3倍と圧倒的に低く、また使用電力量が低減することにより
CO2排出量が削減できます。
販売元及び施工元 | 丸八空調工業株式会社 |
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製品管理及び供給 | 株式会社ジャペックスエネルギー |
GF-08は、丸八空調工業株式会社の商標です。
最大需要電力を抑えれば電気料金は安くなります
【電気料金のポイント】
最大需要電力とは30分毎の平均の使用電力のうち月間で最も大きい値を言います。
日頃から節電を心掛けていても電気を使い過ぎた30分が一度でもあればその月の最大需要電力が1年間の基本料金となります。
使用電力量を減らす事によりCO2排出量の削減になります
【備考】
(地球温暖化対策基本法では1kWhにつき0.555kgの二酸化炭素(CO2)を排出しているとされています)
平成26年と平成27年の年間C02排出量の削減は50.324kg
五水工業株式会社 様(江別市)
業種 :総合設備業
導入時期:2017年10月
室外機 :1台
北海道江別市の五水工業株式会社様のご理解をいただき、この度ノンフロン自然冷媒の導入施工(代替フロンR410Aと入れ替え)を行いました。
導入前後の電流値(アンペア:A)は下記図が示す様に17%の低減が確認できた事により使用電力量(kWh)も低減する為、電気料金を減らす事と共にCO2排出量の削減にもなります。